口和の魅力を深堀取材!
#口和が好き

#口和が好き 012 鮎の里

口和町永田 鮎の里

岡吉伸樹さん

#口和が好き012 2024年4月20日


この春、リニューアルオープンから2年がたった鮎の里。コロナ禍の苦しい時期も乗り越えて、泉質のよい温泉とともにファミリーキャンパーを中心におすすめしたいキャンプ場としても着々と知名度を上げているようです。そんな、鮎の里の「いま」について支配人の岡吉さんにお話を伺ってきました。

鮎の里は庄原市が所有する施設で以前の指定管理者が撤退したのち、2022年の春に「口和・井上商店株式会社」が指定管理を受けてリニューアルオープンしました。

この「口和・井上商店株式会社」は、故郷口和に恩返しをしたいという想いで口和出身の同級生の井上幸三さんと田畠幹雄さんが鮎の里の指定管理を受けるために立ち上げられた会社で、まさにピンチに登場したヒーローとはこのことです。 リニューアルにあたり、独自の事業としてオートキャンプ場を併設。現在の鮎の里は、おなじみの温泉、宿泊、お食事や宴会に加えて、キャンプ場、特に「オートキャンプ場」としても人気があります。

温泉は、昨年末からしばらくのあいだ機材の故障で利用できない時期がありましたが、この春に復活しました。以前と変わらぬ泉質で、地元の方をはじめ、温泉好き、そしてキャンプ場をご利用の方からも好評です。入浴料は「大人520円」「子ども310円」となります。

宿泊は、新館が「お一人様一泊素泊まりで5,230円」で庄原周辺では一般的な価格帯ですが、これで温泉に入れます。宿泊を利用されるのは、リピーターさんや口和出身の方が法要などの帰省の他に、ネットの検索で見つけたというビジネスユースの方もいらっしゃるそうです。安く泊まれて温泉にも入れるのが魅力のようです。このお値段なら、温泉に入ってから一杯やってそのまま泊まるのもありですね。

お食事の提供は現在ご予約いただくようになります。気が向いたときにふらっと寄ることができないのは残念ですが、それでも地元の方をはじめ、自治会、学校などさまざまな団体での会合、宴会でのご利用も多いそうです。なお、食堂も宴会場も全て椅子席なので、立ったり座ったりに不安のある方でも安心です。 そして、オートキャンプ場です。みなさん、オートキャンプ場をご存知でしょうか。一般的には、テントのすぐ横に車を停めらるものが「オートキャンプ場」と呼ばれているようですが、鮎の里のオートキャンプ場もこのスタイルです。キャンプにはテントをはじめとして様々な道具が必要なので、車を横づけできるのはとても便利な訳で、特にお子さんのいるご家族連れの、いわゆるファミリーキャンパーに大変喜ばれています。

鮎の里では、以前から鯉の泳ぐ池の周辺が「フリーサイト」としてキャンプができましたが、このオートキャンプ場はリニューアルのときに新たに造成されました。 ところでみなさん、最近のキャンプ用テントの巨大化をご存知でしょうか。昔はテントと言えば、三角の積み木がポンと置いてあるような感じで、もちろんひと部屋です。ところが、最近のテントは、まず玄関のような土足で入れるスペースがあって、そこではテーブルとイスで食事ができて、その先に寝る部屋あるというように、ちょっとした家です。

こうなると、大きさは少なくとも昔の2倍にはなりますので、昔のキャンプ場の区画では狭くて入りません。

その点、鮎の里は区画が広くとってあるので、この巨大テントでも大丈夫。車が横付けできるので、巨大テントを運ぶのも楽チンです。

また、鮎の里のオートキャンプ場には、お湯も出る炊事場と綺麗で広いトイレ棟も新築され、これらの使い勝手の良さも好評です。

さらに、昨年にはバンガローという宿泊棟も2棟完成して、テントとは違う新たな楽しみ方が加わりました。バンガローでは屋根の下でバーベキューが出来るなど、天気を気にせず楽しめます。

そして、なにより鮎の里は温泉があります。キャンプを楽しんで同じ敷地内で温泉にも入れるとは、なんと贅沢なことでしょう。テントからタオルを肩にひっかけて「ひとっ風呂」ですよ。温泉上がりに西城川の川音をBGMに星空を眺めつつ缶ビールの栓を開ける瞬間を想像しただけで武者震いするというものです。これだけでも、鮎の里のキャンプ場の大きな強み、魅力となっています。

車が横付けできて、大きなテントも張れて、設備も充実して、温泉にも入れるということであれば、ファミリーキャンパーから人気なのもうなずけます。 ちなみに、宿泊とキャンプ共にホームページからの予約もできるようになっています。

取材にお邪魔したのは平日だったのですが、4人組のお客様がキャンプに来られていたので、お話を伺いました。そのうちのお一人は、全国のキャンプ場を巡っている「キャンプの達人」。この達人が、鮎の里のすばらしさを熱弁してくださいました。

まず、温泉がとてもありがたいこと。キャンプの片付けをすると汗だくになることも多く、温泉で汗を流して帰れるのはとてもありがたいそうです。

また、ひと区画が大きくて大きなテントも楽に張れること。そして、大きさもさることながら、区画に入る限りテントはいくつ張ってもよいこと。実は、一般的なキャンプ場は1区画に1張りだけというところが多いそうで、ひと区画のなかで仲間と場所をシェアできる鮎の里はお得なのだそうです。さらには、設備がきれいで、お湯も出るし、各区画に電源があるのもがありがたい。川遊びもできるし、川遊びのあとの温泉もこれまた別格だそうです。 また、この達人は広島市内にお住まいなのですが、広島市内からのアクセスもよいとのこと。これは、他のキャンプ場と比較してということで、場所によっては細い山道を何キロもというキャンプ場があるなかで、鮎の里までの道も極端に細かったり険しかったりが無く、比較的運転しやすいそうです。この「行きやすさ」もファミリーキャンパーに好評なところのようです。

などなど、次々と魅力があふれ出て止まりません。特にファミリーにはマジでおすすめと太鼓判。実際にキャンプをされている方だからこそ分かる魅力が鮎の里にはたくさんあることを知るのでした。なので、全国のキャンプ仲間から「広島で良いキャンプ場を紹介して」と頼まれると、必ず鮎の里を紹介してくださっているそうです。

ちなみに、達人のお仲間の3名様はなんとアウトドア用品店の店員さん。こちらもその道の専門家でした。今回、まさに達人の紹介で初・鮎の里だったそうですが、これからお客さんにもおすすめしたいとおっしゃっていました。 口和に住んでいて、鮎の里にオートキャンプ場が出来たことは知っていましたし、応援もしていましたが、正直キャンパーにとってここまで魅力が満載だとは知りませんでした。そして、一度はこの魅力を味わってみたいとも思いました。

ところで、今回お話を伺った支配人の岡吉さんは、ご自宅は廿日市市ということで、単身赴任でこちらに来られています。以前は全く異なる業種で仕事をされていたのですが、そのお仕事のなかで以前から口和・井上商店株式会社の井上社長とお知り合いだったそうです。

以前のお仕事のことで悩んでいた岡吉さんが井上社長に相談したところ、「支配人として鮎の里に来ないか」と仰っていただいたそうです。しかし、自宅から遠い場所で業種も全く異なる仕事なので、井上社長も実際には難しいのでは、とお考えだったそうです。

ところが、岡吉さんが二つ返事で承諾されたものですから、井上社長も驚かれていたそうです。岡吉さんとしては井上社長の地元口和への想いを聞き、その想いに感銘を受けていたので、決断にそう時間は掛かりませんでした。

さらには、以前から長期休みの度に鮎の里に遊びに来ていた岡吉さんの息子さんは口和が気に入って、なんとこの春から口和中学校に入学することになりました。

岡吉さんは口和のみなさんのお人柄について、人情があって支えてくださるのがありがたいとおっしゃいますが、息子さんも同じようなことを感じられたのかもしれません。 実は岡吉さん、もともとはご実家を継ぐ予定だったそうですが、それを変更して鮎の里に来られたそうです。そういう訳ですから、岡吉さんは鮎の里が長く続いて地元が潤い、次の世代にも残るよう守っていきたいと考えていらっしゃいます。

鮎の里は昼も夜も人工的な音はほぼ無く、西城川のせせらぎ響く癒しの空間が広がります。川のせせらぎや時折聴こえる鳥の鳴き声は、逆に静けさを際立たせてくれます。人工的な音が溢れる都会から訪れるお客さん達にとっては、この環境に包まれるだけでも訪れる価値があります。岡吉さんも、鮎の里の魅力はこの自然と風景と都会の喧騒を忘れられる環境にあると考えています。

ただし、どこの世界でも集客というのは最も難しい部分です。先ほどご紹介したキャンプの達人も「鮎の里はまだあまり知られていない」とおっしゃっていました。これは「穴場的人気スポット」という見方もできるのですが、やはりもっと多くの方に鮎の里の魅力を知ってもらいたいものです。

現在、鮎の里ではその魅力がひとりでも多くの人に伝わるようにSNSでの発信を始めたり、インスタグラマーにキャンプ場の様子を投稿してもらったりもしています。

また、先ほどの達人のように口コミで広めてくれている方も少なくありません。 鮎の里はその静けさと同様に、静かにそれでいて着実にその魅力が広まっているようで、この先が楽しみです。

口和自治振興区
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松本 晋太

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